松本利明さん
大手外資系コンサルティング会社のPwC、マーサー、アクセンチュアにて、部長クラスの役職であるプリンシパルを経て、現在はHRストラテジー代表、日本人材マネジメント協会執行役員、HRS総研客員研究員を務める。
主な著書に、
『「ラクして速い」が一番すごい』(ダイヤモンド社)
『「稼げる男」と「稼げない男」の習慣』(明日香出版社)
など。
本の概要
「話を聞いてもらえない」
「伝えたいことが相手に伝わらない」
「簡潔にまとめて話すことができない」
を一発で解決する本。
「ソラ・アメ・カサ」というフレームワークを使い、頭の中をスッキリ整理させることで、5秒で伝えることができるようになる。
アメ=解釈=そのままだとどうなりそうか
カサ=判断=どうしたらいいか
それにより、人間関係やコミュニケーション上のストレスがなくなる、余計な仕事がなくなる、期待通りに人を動かすことができる、頭がよくなる。
ここをメモった!
仕事でもブログでも、人を相手にして自分の解釈を伝えるときに大事な法則。
解釈のブレを徹底的に議論して合わせようとするのは三流です。納得ではなく説得することになるので、物事を見る目線は揃わないからです。
松本利明「5秒で伝えるための頭の整理術」(宝島社)
説得ではなく納得するための解釈の合わせ方は、認識していることを数値化して表すと効果的。
問題や課題に対する緊急度の認識、プロジェクトがどのくらい進んでいるか達成度の認識などを数値化し、差がでる場合は認識のズレがあることがわかる。
そのズレに対して議論することで、一方的に意見を押し通す説得ではなく、意見を交換しあい意見を出し合う納得になる。
つまり比較するということですが、ブログの場合は基本一方的でお互いに数値化できないので、伝えたいことを他の意見やモノと比較します。
いくつか選択肢を並べて比較し、「だからこれが一番いいですよ」と伝えたいことをおすすめしつつ、他の選択肢からも選ぶことができるので、ユーザーは説得されたのではなく自分で選んだと納得することができます。
本の感想
三流の考え方、二流の考え方、「ソラ・アメ・カサ」を使った一流の考え方の差がわかりやすい。
たまに矛盾してるのでは?というところもあった。
「ソラ・アメ・カサ」を使った色んなケースや考え方が出てきて使いこなせるかなと思うけど、とにかく最初にあげた、
ソラ=事実=問題や課題はなにか
アメ=解釈=そのままだとどうなりそうか
カサ=判断=どうしたらいいか
を念頭に置いておくことが重要。
こんな人におすすめ!
人と直接関わるビジネスでの例え話が主だけど、ブログも言葉を伝えるというところは一緒なので、ブロガーさんにもおすすめ!
ここをメモった!にあるように、ブログに例えて解釈できるテクニックもたくさんあります。
コメント
おはようございます。
ソラ、アメ、カサ。覚えやすいですね。
有益な情報をありがとうございました。
ゆうさん、こんにちは!
わかりやすいので意識していけばすぐに身につけられそうですよね(^^)
こちらこそいつもありがとうございます!